高齢者施設では最大級のイベントである『敬老会』を9月17日に開催しました。
 例年、演芸などを呼んで楽しいひと時を提供しておりましたが、今年は、「噺家による落語」や「切り絵など数種類の演芸」を披露して頂こうと行事担当者が考えてくれました。

 しかし、今年はコロナ禍の緊急事態宣言中の開催です。千寿苑では毎週PCR検査を行っているため、安全は確保してあります。しかし、出演者のPCR検査実施証明書などの提出を求めたところ、「証明書の発行はされておらず、提出できない」と返答があったため、今年の敬老会は式典のみの開催としました。

坂本施設長からの祝辞>
 このコロナ禍で利用者のみなさんには窮屈な生活を送ってもらっている。行事も縮小や中止をせざるを得ない状況である。今回の敬老会も中止という形もあったが、敬老会は高齢者施設での一番の行事でもあることから、今回は式典のみとして開催致しました。来年までみなさん明るく元気で過ごして頂き、来年こそは行事を思う存分楽しみたいと思います。

 米寿、喜寿の利用者さんについては、『米寿3名』『喜寿5名』のお祝いを行い、利用者代表の方からの祝辞を頂きました。

<利用者代表 原 竜一 様からの祝辞>
 千寿苑の思い出として、スカイツリーへ見学に行ったことです。毎日見上げていたスカイツリー。千寿苑を見下ろそうとしたが、展望台のあまりの高さから足がすくみ、千寿苑を見下ろすことができませんでした。私はやはり見下ろすより見上げたほうが性にあっていると感じた一日でした。世間がいがみ合うような世の中でも、この千寿苑は笑顔が溢れ、安心して生活できる場所です。私も長生きしますので、みなさんも長生きして笑顔で過ごしましょう。

 利用者さんからの『年に1度の言葉』を頂くと感極まってしまいます。また「この仕事をしていて本当によかった」と実感します。コロナにはワクチンではなく笑顔が一番の効力かなと感じた一日でした。

女性の利用者さんはマニュキュアを付けて参加しています。

 来年こそ、利用者のみんなと職員で笑顔が溢れる行事を開催したいと思います。その際は法人職員のみなさんお手伝いのほどよろしくお願い致します。

社会福祉法人 有隣協会
養護老人ホーム千寿苑
生活相談員 鈴木 佳代子