暑さ寒さも彼岸までという言葉の通り、お彼岸を過ぎたら暑さよりも寒さを感じる今日この頃です。異常気象や新型ウイルスと、あまり耳にしたくないニュースが多くありますが、昔からの言い伝えは今もなお健在だと感じます。このように「高齢者を敬愛し、長寿を祝う日」、それが『敬老の日』です。

 養護老人ホーム千寿苑は高齢者の方々が生活する場でもありますので、この敬老の日は一大イベントとなります。しかし、今年に関しては、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、毎年開催している式典と演芸は中止とさせて頂きました。この決断は断腸の思いで、今年度より施設長に就任した私には今年度一番悩んだ出来事でした。しかし、利用者の皆さんが健康で明るく過ごすことが何よりも嬉しいことであり、健康で過ごせば来年、再来年と開催できると信じております。

何か楽しく思い出に残るようなことを感染予防を行いながら出来ないかと考え、毎年敬老会の昼食で提供していた『豪華なお弁当』と『お祝いの贈呈』を主体とした『千寿苑敬老会』を開催しました。

みなさん、笑顔で「食べきれない💛」と明るく会話をしながら昼食を召し上がっていた様子は感極まりました。誰が悪いわけではないのですが、この新型コロナウイルス感染症がこれほど憎いと思ったことはなかったです。

終息の見えない新型コロナウイルス感染症ですが、「明けない夜はない」「止まない雨はない」と自分自身に言い聞かせながら、いつか復活できる行事を楽しみに『安全で安心した施設』を目指し、職員一同日々懸命に業務に従事しております。

一般的には特別養護老人ホームは認知されておりますが、養護老人ホームはあまり知られておりません。そのため、この新型コロナウイルス感染症が終息したのち、いつでも施設見学を開催しますので、ご興味のある方は一報頂ければ幸いです。

社会福祉法人 有隣協会
養護老人ホーム 千寿苑
施設長  坂本 洋