ついにきた!! A※B48でもない、乃※坂46でもない、『千寿苑47都道府県郷土料理総選挙』が11月の入所者懇談会で開催されます。全国各地の郷土料理を平成27年8月12日の三重県からスタートして、1,142日、3年1ヶ月と15日を経て、平成30年9月26日に最終県佐賀県を迎えることができました。


柿沼栄養士が日々悩みながらメニューを考え、「継続は力なり」と言わんばかりの超大作がついに終止符が打たれました。終わることがさみしい気持ちと嬉しい気持ちが入り交じり、まるで山梨県の郷土料理「ほうとう」のような気持ちになりました。

山梨県 『ほうとう』

月に1~2回のペースで郷土料理を開催し、平等に行うために入所者懇談会で入所者がくじ引きを行い、その月の都道府県が決まります。入所者の皆様も、「今月は愛知県だ」「ひつまぶしかな」「みそかつかな」「たぶん、きしめんだよ。予算もあるからな」など喫煙所で話題にしているのを耳にすると、やはりふるさとの味はなつかしいものなのかな~と思います。

秋田出身の入所者は「稲庭うどん」を食べて懐かしいと感極まって涙を流していました。もちろん、秋田出身の大坂事務員も同じ気持ちだったと思います。でも「いぶりがっこ」や「ぎばさ」がでなかったことが残念でしたね。

秋田県 『きりたんぽ・稲庭うどん』

柿沼栄養士は沖縄で生活していたこともあり、沖縄の郷土料理はやはり「ゴーヤチャンプル」でした。自身の知っている土地は力が入りましたね。
青堀施設長は鹿児島県奄美大島出身。「鶏飯(けいはん)」をパソコンで変換しても「京阪」と変換されるくらいメジャーではないですが、鹿児島の学校給食では人気ナンバー1と施設長が話していました。

鹿児島県 『鶏飯(けいはん)』

でも、青堀施設長は「奄美はヤギ汁だよ」と、わけわからないことも話しておりました。やはり食は会話が弾み、幸せな気持ちにさせてくれるものです。

群馬県 『峠の釜めし』

大阪府 『関西風うどん・お好み焼き』

京都府 『湯豆腐』

世界から比べると日本は小さな島国ですが、全国各地に郷土料理が存在します。千寿苑が入所者の皆様の郷土になれるとは思いませんが、職員は入所者の皆様が安心して安全な生活空間を提供できるように励んでいます。食はいつまででも楽しいものと考え、少しでも入所者の皆様の楽しみが増えればと試行錯誤して、千寿苑で生活して良かったと思えるような施設にしたいと思います。

その良かったと実感していただくためには、やはり社会参加も重要です。地域に食を通してどのように発信していくか、施設として地域の食にどのように対応できるか、施設栄養士だけでは解決は難しいと思いますので、職員が一丸となり地域の皆様と一緒に楽しめる食を考えていきます。開催する際はぜひ千寿苑に足を運んでいただければ幸です。
当法人職員の皆様にも、“千寿苑の給食を食べた感想”をお聞きしたいです。実費は発生いたしますが、興味がある方は前もって千寿苑職員までお知らせ下さい。同じ釜の○○になれば、この厳しい時代もきっと乗り越えて笑うことができると信じています。

社会福祉法人 有隣協会
養護老人ホーム 千寿苑
主任支援員 坂本 洋
栄養士 柿沼 美由紀