平成30年7月19日、大田区東糀谷六丁目都営住宅の集会室にて、住宅にお住まいになる高齢者の皆様からお誘いをいただき、「ハッピー会」にお邪魔してきました。

参加のきっかけは?

地域で自発的に介護予防活動を行う自主グループ「ハッピー会」は、練功十八法や手芸などを行う発足からもう10年が経つ息の長いグループです。

メンバー内の方が東糀谷いこいの家の元気アップ講座「手話体操」講座に参加していた縁もあり、今回講座講師の島田先生にグループでも体操を行って欲しいと要望があり、私も便乗してお邪魔する機会を頂きました。

もともと「団地内の聾者の方ともっと顔見知りになりたい」という思いや、「新しい体操を楽しみたい」という要望もあり、手話体操はハッピー会のやりたい事とぴったりな講座でもあったようです!

手話体操ってなに?

さて皆様は島田先生が教える手話体操とはどんなものを想像されますか?

手話体操は手話を覚えたい方が参加される体操ではなく、誰でも楽しめる体操なのです!

手話の手の動きを取り入れながら運動を行うことで、二つの動作(デュアルタスク)を行うことで楽しみながら体も頭も元気になる!加えて簡単な手話も覚えちゃおう!という欲張りだけれども、とっても楽しい体操なのですよ(^^)v

写真と文字だけではわかりづらいかもしれませんが、まずはウォーミングアップ!「あ!・い!・う!・え!・お!」の掛け声・足踏みと共に、指文字(50音)を使っていきます。

皆様スラスラ間違えずに出来て笑顔です!一度に全て覚えないのでご安心を( ̄― ̄)

次に本番!「おはようございます」「ごはんを食べた?」など、単語の手話を組み合わせてコミュニケーションの練習です!

いくつかの簡単な挨拶を覚えつつ、体を動かしてテンポよく動作を繰り返します!

ここでも皆さん笑顔!笑顔ですね!写真は「暑いねー(;’∀’)」をお互いに伝えています!

この様に体を動かすことと手話を組み合わせることで、脳トレにも介護予防の運動にも繋がる島田先生の体操は、あっという間に予定の時間を過ぎてしまうほど楽しいものなのです(^.^)

楽しみながら、地域の力になる

簡単な挨拶だけでも覚えることにより、近所に住む聾者の方と繋がることができる。

ハッピー会の皆様の「住宅の合同清掃後に『お疲れ様』と伝えたい」など、相手を思いやる気持ちからコミュニケーション手段を覚えたいという気持ちが本当に素敵です。

また体操後の雑談では、島田先生より近所にお住いの聾者の方について知っておいて欲しいことを教えていただく機会がありました。

例えば聾者の方は災害時の非常放送が聞こえないため、緊急避難が遅れる場合もある。

その様な事情もあることから、災害避難時は聾者へ伝える気持ちを覚えておいて欲しいと。

私たちでは当たり前に提供されているものであっても、立場が違うと無意味なものであると知りハッとさせられました。

私たちが提供されるものを、届かない誰かにも届けるには。

お互いが存在を忘れないこと。忘れないためには普段からお互いがコミュニケーションを取っておくことではないでしょうか。

そういった考えにおいても、ハッピー会の方々が企画された今回の島田先生の体操を習う機会はとても意義深いものであったのではないでしょうか。

また自分たちも楽しみながら身近な人にも力を与える、地域の互助という力は、こんな思いや楽しみからでも、やり方次第で力強いものに育っていくのだなと感じられました。

島田流コミュニケーション術 総評

私も今後地域の活動にお邪魔をすることで、微力ながらも地域の人々の健康維持と、地域にお住まいの方々が繋がるきっかけを作りたい。

そして福祉に携わる者として、もっと多くの地域の方々にいつでも相談相手として認知されたいな、といった意欲が生まれる貴重な機会でした。

ハッピー会の皆様、島田先生、貴重な機会に連れてきてくれてありがとうございました!

島田先生の手話体操ですが、現在「東糀谷いこいの家」と「中馬込いこいの家」にて開催をしています。

ご興味のある方は、是非一度お気軽にお電話にて問い合わせくださいね!

写真は中馬込いこいの家での講座中の風景 ここでも笑顔です(´∀`)

東糀谷いこいの家 館長 満生英治