城北労働・福祉センター娯楽室の上園です。

2018年6月27日に法人研修「施設における感染症対策について」を開催しました。

感染症というと「インフルエンザ」や「ノロウイルス」など、冬に大流行するイメージがありませんか?

しかし、冬に大流行するメジャーどころ以外にも季節に関係なく、感染症はあなたの身の回りに潜んでいるのです。

今回は法人内の各事業所から指導員、相談員、介護員、栄養士、看護師、事務員など総勢34名の職員が集まり、感染症対策についての研修を行いました。

前半は最も効果的な対策とされている「手洗い」と、普段何気なく使っている「絆創膏」について、更生施設さざなみ苑の赤坂看護師を講師として改めて考えてみました。

さざなみ苑の赤坂看護師

手洗の重要性って…?

感染症の多くは手に付着したウイルスを介して、体内に入ることが多いそうです。

そのため、頻繁に手を洗うことが大切と言われています。

出勤から退勤まで1日の業務の中で、いつ手を洗っているのか日常を振り返り、グループで意見交換を行いました。

食事前やトイレの後はもちろん、「1ケア1手洗」や「事務室に戻るときは常に」など。

職種や施設種別が変わると、行うタイミングや注意すべき点も変わり、手洗いの必要性について見直す機会になったようです。

絆創膏を貼るとき何に気を付けていますか?

「見た目きれいに貼る」、「剥がれないように、しっかり貼り付ける」ことにばかり意識が奪われていませんか?

「きれいに」「剥がれないように」貼れると気持ちのいいものですが、絆創膏の目的は傷を守ることです。

「些細な傷からウイルスや細菌が体内に入り込んでしまった」、絆創膏を貼る人も「他人の血や体液触ってしまった」ということが原因で感染することがないように、安全に使用する方法について実技を交えながら学びました。

パッド(ガーゼ)に触らないように

ふわっと貼る

職場の清潔を職員が実演!

後半は吐物処理に用いる道具の説明、処理手順について、更生施設 浜川荘の麻生指導員の説明をもとに、田村指導員が実演を行いました。

実演する浜川荘の田村指導員(左)と、浜川荘の麻生指導員(右)

実演を通して、「吐物が乾いてしまう前に処理をする」「清潔区画、汚染区画を定め、影響範囲を極力狭くする」ことなどを学びました。

さざなみ苑の赤坂看護師からは、吐物処理用品が揃っていない自宅で処理をすることを想定した実演も行いました。

自宅で行うときにはコンビニのレジ袋など身近なもので代用

今回学んだことまとめ

「汚染を拡げない」も重要ですが、「処理者自身が感染しない」ことにも注意をして作業する視点が持てました。

各方面から感染症対策マニュアルが出されていますが、そのマニュアル通りではなく、各施設の状況に応じた用品の準備や処理手順を再考するきっかけとして今研修を実施しました。

感染症対策については、一度受講すればよいというものではありません。

毎年繰り返し開催し、常に最新の知識を習得できるようにし、知識の定着を図っていきます。

城北労働・福祉センター娯楽室
室長  上園 勇作