本部事務局 法人研修担当の柿崎です。
2017年10月25日(水)、本部多目的室にて『第4回 法人研修』を行いました。
有隣協会の職員が支援している対象者は、精神疾患を抱えている方も多くいます。
我々職員は、精神疾患を抱えている方へ「どのようにアプローチをしていくべきか」や「医療にどのようにつなげていくか」を考え続けています。

※ 長期入院者・・・ひと時代前は、精神科に20年以上入院している患者さんも多くいました。現在でも様々な事情で地域移行が難しく、未だ長期入院している方も多くいます。

そこで今回は、『精神保健福祉分野における支援と地域連携について』というテーマで、武蔵野大学の坂入竜治先生を講師としてお招きし、講義とワークを行いました。


武蔵野大学 人間科学部 人間科学科
助教 坂入 竜治 先生

① 社会福祉(ソーシャルワーク)における「人」の捉え方(視点)を確認する 。
② 社会福祉(ソーシャルワーク)における「問題」の捉え方(視点)を確認する。
③ 事例演習を通じて、対人援助におけるポイントを確認し共有する。

上記の3点を重点ポイントとし、参加者を3グループに分けて、実例を用いてディスカッションをしつつワーク研修を進めました。


グループワークの様子①

「生活者の視点」「人と環境の相互作用(エコロジカル視点)」「エンパワメント」と順を追って、事例を交えながら、精神保健福祉分野を学びました。

坂入先生から、専門用語をわかりやすく解説していただき、知識が高まりました。

指導員、支援員として、利用者の置かれている立場を「イマジネーション」する大切さに改めて気づき、施設の中での支援のみではなく、他の支援機関との調整や、他法の理解の必要性についてディスカッションをしました。

~職員の気づき~
・利用者を把握する上で、「何が必要なのか?」「どのような支援が必要なのか?」を考える必要性を改めて感じた。
・社会資源の活用方法について学ぶことが出来た。
・施設に長期在籍している利用者への支援計画を再度考えたい。
・地域移行について、再度考え直したい。


グループワークの様子②

今回の研修では、「施設に長期間在籍しているケースへの対応」など、すぐにでも応用できる内容だったと思います。
有隣協会は様々な種別の施設を運営しており、研修を通じて各施設の支援内容などの意見交換をする機会に繋がりました。
12月は、『高齢福祉分野での研修』を企画・調整しています。
また、このブログで発表させて頂きます。

社会福祉法人 有隣協会 本部事務局
法人研修担当  柿崎 匡紀