自立支援センター目黒寮、統括主任の林です。

2017年10月1日の日曜日に、自立支援センター目黒寮(以下、目黒寮)の近くにある駒場野公園にて『第36回こまばのまつり』が開催されました。目黒寮も出店しましたのでご紹介します。

今回は、有隣協会が行っている事業の一部を紹介するとともに、地域福祉への取り組みの一端を実体験できる『ハンド美容レッスン(プチ体験コーナー)』を行いました。
現在は新井宿老人いこいの家の羽田館長(元目黒寮の指導員)にプロデュースしてもらい、ハンドマッサージのコーナーを出展しました。


左から、羽田館長(新井宿老人いこいの家)、小林直子相談員(目黒寮)、小林麻里相談員(目黒寮)



最初はみんな「ここは何するところ?」という表情で通り過ぎて行くので、宣伝をしなければと思いきや、

6歳の少女が「ネイルやって欲しい~。綺麗~♪~」

と、興味をもってくれました。

そこからは、4歳から高齢者の方まで、途切れることなく様々な方が足を止めて、マッサージや久々につけるネイルに、

「気持ちいいわ~」、「嬉しい」、「綺麗」

と、笑顔で感想を言ってくれるのを見て、こちらも癒され、嬉しくなりました。


ハンドマッサージのように、人の身体の一部に触れるということは、「お互いのぬくもりや温かさを通い合わせること」であり、言葉がなくとも気持ちがスーっと繋がっていくような感覚、そしてそこから自然と会話が広がって、双方が自然と笑顔になれる。という大切で自然なコミュニケーションの一つの方法なんだなぁ、と再確認することができたひと時でした。


仕事や家事で時間の無い奥様方が久しぶりにネイルをして、自分の手を見てテンションを上げ、一緒にいた子供たちも何度も

「ママ、綺麗♪」

と喜んでいたり、年齢を重ねて手を見せるのが恥ずかしいとおっしゃっていた方が、ネイル後の手を堂々と光にかざして微笑んでみたりと、そんな姿にこれはマジックだなと思いました。

マッサージを行いながらだと話もしやすく、社会福祉法人愛隣会の職員さんや、隣接するマンションの住人の方からもお話を伺うことが出来ました。

目黒寮開設前の説明会に参加したことがあるという住民の方からは、

「目黒寮に関して建設前は不安もあったけど、今は住民や子ども達の間で特に心配になる事は無いと思う」

と話してくださり、他の方からも

「腕章をつけて、地域安全パトロールをしているところを見かけました。」
と声をかけていただきました。

このように、地域の方々から我々の活動のことに触れて頂けるのは、とてもありがたいことです。目黒寮では『目黒区地域安全パトロール協力会』と、『地域見守りネットワーク』に参加し、朝と夕方の2回近隣巡回の活動を行っています。少しでも地域の安心安全につながる街づくりの一助になればと思っています。

まつりの終了間際まで、様々な年代の方が40人以上訪れてくれました。みなさんの手のぬくもりで、こちらが手も心も温めて頂いた一日でした。


目黒寮が開設して3年半が経過し、残り1年半となりました。「開設前の不安はなくなったと思う」と話してくださったように、残りの開設期間も安心安全な施設運営を行っていくことはもちろんのこと、地域交流、地域貢献にも取り組んでまいります。